「10YCを大解剖!」商品のこだわりポイント、見せちゃいます 〜Tee〜10YCの歴史とともに歩んできた一枚。全てはここから始まった

10年後も着たくなる、着られる。そんな耐久性と着心地、デザインの良さを兼ね備えた10YC Tee。10YCの歴史はTeeの制作から始まった、と言っても過言ではありません!私たちにとっても、思い入れのある商品です。

ここでは、着る人の豊かさをトコトン考え抜いた10YC Teeの制作の裏側をご紹介。知れば知るほど着たくなる、私たちの「こだわり」をお見せします!

10YCメンバーが当時を振り返る。朝のコーヒーの時間・移動中などラジオ感覚で聞きたい方は👇からどうぞ!

 

10YC立ち上げのきっかけはTeeだった!?Tee誕生秘話に迫る

Teeを作るきっかけは、遡ること、まだ10YCの創業前…。

メンバーそれぞれが、大手アパレル企業や他の業界の企業に勤めていた頃のことです。後々の10YCメンバー(当時ルームシェアしていた友人)から、「1万円くらいするTシャツが一回着ただけでヨレヨレになっちゃったんだけど!」と詰め寄られたことがきっかけでした ...!

自分たちが勤めていたアパレル企業の商品ではなかったものの、「一度しか着てないのにヨレてしまう服を作っているアパレル業界ってどうなんだ」と言われた、その一言にしこりが残ったのです。

「それなら、ヨレないTシャツを、自分たちで作ってみよう!」

と、興味本位で始まったのがTeeの制作でした。Tシャツの作り方をネット検索すると、どうやら和歌山県の工場が有名らしい...と判明。すぐさま工場さんに電話をして、服が作られる様子を見学をさせてもらうことになりました。

そうして、週末の夜。新宿バスタに集合したいつものメンバーで、夜行バスに飛び乗り、和歌山を目指したのです。 

普段アパレル企業で働いていたメンバーでさえ、ものづくりをしている日本の工場を見るのは初めてでした。

職人さんに聞くと、自分たちが作った生地が、どのように消費者の元へ届き、どんな使い方をされるか?までを考え抜いて糸を作っている、と話してくれました。

「この生地はなあ、ゆっくりゆっくりとしか編めん。だから効率が悪いけど、すごい着心地の良い生地ができるんや」

「こういう風に縫うと手間がかかるんだけど、肌に擦れずに着られるので、ストレスなく着られる服が作れる」

熱心に話してくれる職人さんの姿。工場の社長が自分の手で機械を触り、調整する姿。

その姿勢に心を打たれました。こういう考えを持った人と、一緒に服を作りたい!すぐにヨレヨレになってしまう服ではなく、着る人のことをトコトン考えた長く着続けられるTシャツを作りたい!

そんな理想を掲げて始まった、長く着続けてもらうための耐久性と、「着たい!」と思ってもらえる着心地の良さを両立させる服作り。でも実際は、苦戦の連続でした。

例えば生地。厚く・固くすると耐久性は上がりますが、着心地は悪くなる...。逆に、着心地を良くしようと生地を軽く・柔らかくすると、耐久性は落ちてしまう...。

平日は会社へ行き、土日に理想のTシャツ作りを模索する日々でした。そして和歌山の工場さんにご尽力いただき、試行錯誤すること約1年…。

やっと目指していた10YC Teeが完成!着心地が良い、ヨレにくい、洗濯で縮まない、汚れたら染め替えられる、毛玉ができにくい、ネームがチクチクしない、サイズ展開が豊富、縫い代が肌に当たっても気にならない。

作る人と手を取り合い、着る人の豊かさを考え抜いたTeeを、みなさんに届けることができたのでした!

「お母さんが作ってくれた服だから、長く着たい。」
「記念日に大事な人からもらった服だから、長く着たい。」

服とは本来、温かいものだと思っています。気持ちや愛着のこもった温かい服だからこそ、長く着たいと思える。10YCはそんな作り手の想いを込めて服作りをしよう。その想いは着る人にもしっかりと伝えよう。その先に、作る人も、着る人も、みんなが豊かに生きていける世の中はきっと作れる。

Teeの制作をきっかけに、本格的に自分たちが目指す服作りに力を入れようと、勤めている会社を辞め、10YCを設立した私たち。10YCは、大切にしたい想いを掲げ、Teeと一緒に船出を果たしました。

10YCは創業以来、いろいろな服を作ってきました。その中でもやっぱり、私たちの勝手なわがままとしては、まずTeeから着てみてほしい...!という想いがあります。それくらい思い入れのある商品。10YCの描く理想と成り立ちが、この一枚に詰め込まれているからです。

着心地や耐久性は、毎日何気なく着続けて、長く服と付き合う中で、「あれ?この服、いつ買ったんだっけ?全然ダメにならないな」「ずっと着てるけど疲れないし、ついつい毎朝袖を通しちゃうんだよな」と、その良さが見えてくるもの。

ぜひ一度、触ってみてください。ユーザーさんからは、「結局、10YCだよね」という嬉しい声をいただくことも。見た目はパッと派手じゃない、わかりにくい魅力でも、身につける中で気づいてもらえる自信があります。気がつくと、そこにある。そこにあると、心地いい。あなたの日常に馴染んでいくTeeに、ぜひ出会ってください!

毎日いつのまにか手に取ってしまう存在。Teeの構造を紹介!

作る人の想いと技術を、着る人たちに伝えたい。職人さんの魂がこもった服を、みんなに長く、心地よく着てもらいたい。作る人も着る人も、みんなが豊かになる世界を目指す、と心に決めた10YCの服作りのこだわりが、Teeにはトコトン詰め込まれています。

ここでは、10YC Teeの構造の秘密と、こだわり箇所を解説します!

【ふっくらとした肌触りで、毛玉ができにくい糸】

生地が二層構造になっているのが、10YC Teeの特徴。裏側の生地は、ふっくらとした肌触りの良い糸を使用。一方で表側の生地には、毛玉になりにくい特殊な紡績方法の糸を2本撚り合わせたものを採用し、毛羽が少なく毛玉ができにくいよう仕上げました。その結果、着心地が良くて、毛玉ができにくい。ずっと着ていたいと思えるTeeができあがりました!

【首の襟がヨレヨレになりづらい】

着ているうちに首元だけがヨレヨレになっちゃって、なんだかみっともない...。出かける前、鏡に映る自分を見てげんなり、なんて日があると悲しいですよね。販売されている服の多くは、襟にゴムを入れるのが一般的。でもゴムは2〜3年で劣化してしまうので、着脱を繰り返すうちにヨレてしまうこともあるのです。10YCのTeeは、綿100%。何年着続けてもヨレにくい構造になっています。

【毎日着ても簡単にはへこたれない丈夫さと、着心地を両立!】

日本では和歌山県でしか稼働していない「吊り編み機」を使用し編んでいる10YC Tee。糸に極力負荷をかけずリラックスさせた状態で編むことで、綿本来の柔らかさを活かした生地ができました。吊り編み機は、耐久性と着心地を両立するために適している機械です。そのため、洗濯・着用を繰り返してもヨレない/肌触りがいい/厚みがあるのに重くない。日常で着続けるのに最適な、着心地と耐久性を実現させました!

【ストレスを感じさせない構造】

服を着ているときに、感じるチクチク...気になりますよね。10YCは着心地にトコトンこだわりたいと、縫い代が肌に当たっても気にならないよう縫い糸の中に収めたり、脇や袖下は縫い代が浮かない縫い方をしています。加えて、洗濯方法などが書かれているタグも、服へ直接プリントしているんです。肌に当たる部分のストレスを、極限まで抑えた構造になっています。

【染め替えることを前提とした糸を使用】

しみ・汚れがついてしまい、もうこの服は着れないかな...。そんな経験が誰しもあるのでは?10YC Teeなら、大丈夫!服を“染め替える”前提で作っているから、お気に入りの服を新しいカラーで、着続けることができます。10年着続けたいと思える服作りの取り組みの一つ、染め替えサービス「IROHEN」も、ぜひチェックしてみてください!

【購入後、洗濯しても縮まない】

せっかく試着して買ったのに自宅で洗濯機にかけたら縮んでしまい、本来のサイズで着られなくなってしまった...。10YCでは、そんなことがないように服が縫い上がった後に、もう一度「洗い」の工程を行っています。ユーザーさんが洗濯を繰り返しても、サイズは試着してもらったときのまま。着る人のことを考え抜いた、仕上げを施しています!

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