着る人も作る人も

豊かに

私たちは“着ること”と“見ること”で、“変わる”と考えています。

アパレル業界における、大量生産大量廃棄・低賃金・工場の人材、後継者不足などの問題に対して、「自分たちにも何かできるんじゃないか?」という想いから、2017年9月22日、「着る人も作る人も豊かに」という理念のもと、10YCを創業しました。


そして、この理念を達成するため、10YCは「10年着続けたいと思える服」づくりをすることに決めました。10YCの洋服を着る人には、価格が高くとも、着心地や耐久性などの品質にこだわり、長く着続けられる洋服をつくることで、少しでも生活を豊かに過ごしてもらう。そして、その洋服を作っている人や過程、そこにかかるお金を見てもらうことで、作り手の方々が楽しんでもらえるような環境を作れると思ったからです。


そうやって、10YCの洋服を通して、着る人も作る人も豊かになる社会を作っていきたいと思っています。

“見る”ことで変わるかもしれない

服作りにはたくさんの隠れているモノがあります。10YCは、生産者・生産工程・価格など、服作りに隠れているモノを“見る”ことで、少しでも変われば良いと考えています。

“着る”ことで変わるかもしれない

毎日着るものだから、着心地と手入れのしやすさ、耐久性にこだわって、着る意味を持たせたくなる服を作っています。“着る”ことで少しでも変わるかもしれない。そう思ってもらうため、たくさんのこだわりを詰め込んでいます。

買ってから、はじまる関係性を

10YCでは自分たちが考えるこれからをひとつの町として表現しています。この町には洋服を作る人、買う人だけでなく、使っている人、修理をする人、染め替えをする人、下取りをする人たちがいます。

そう、10YCが考える町には、ただ洋服を売り買いする以外の関係性がたくさん存在します。


それは自分たちがこだわりを持って作った服だから、できるだけ長く着てほしい、と想いがあるからです。

だから、汚れてもまた着てもらえるように染め替えのサービスをおこなったり、その人が着られなくなってもまた違う人に着てもらえるように下取りのサービスをおこなったりしてきました。


ただ洋服を買って終わりではない、洋服を買ってからはじまる関係性を10YCは大事にしていきたいと思っています。


そしてこの町では、日々ユーザーさんの声が届いたり、ふとした瞬間にいい企画を思いついたり、様々なことが起きています。もしかしたら明日には、洋服の貸し借りができるようになったり、勝手にお客さんがリメイクしちゃったり、物々交換をしてたりするかもしれません。


10YCが目指す社会になるまでにはまだ少し時間がかかりそうですが、その道のりもみなさんと一緒に楽しんでいければいいなと思っておりますので、これからもよろしくお願いします。

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