ただのビッグじゃない、“ちょうどよさ”を探して。

こんにちは、10YCです!
先週末、ボタンダウンビッグシャツとバンドカラービッグシャツ。
この2つのビッグシャツが販売開始されました。

10YCでは、これまで数多くのシャツのシルエットを販売してきましたが、今回のビッグシャツはどういう想いで作られたのか。

今日はビッグシャツができるまでのストーリーをお届けします。


「ちゃんと見える。でも窮屈じゃない」

シャツって、着ていれば、それなりに“ちゃんと見える服”ですよね。
「清潔感がある」「印象が良く見える」「Tシャツより背筋が伸びる」——そういう理由で、シャツを着ている方も多いのではないでしょうか。

そんな中、これまでの10YCのシャツは、ビジネスシーンにも馴染むように、肩や着丈をすっきり仕立てた“ジャストなサイズ感”が基本でした。

「服装規定が緩くなり、ちゃんとした格好をする場面が少なくなった」

しかし、働き方も、働く服装も変わった今、求められるシャツの形も少しずつ変わってきているように感じます

もっとリラックスして着られて、でも見た目はだらしなくならない——
そんな“今の暮らしにちょうどいいシャツ”を作りたい。

・ストレス無く着られること。
・シーンを選ばず着られること。
・清潔感やシャツらしさはちゃんと残すこと。

そんなことを考え、“ちゃんと見える。でも窮屈じゃないシャツ”の企画が始まりました。


「ただ大きくしただけじゃ、使えない」

最初につくったサンプルは、着丈をそのままに、肩幅や身幅、裾幅にゆとりをもたせたものでした。

「これならストレスなく着られるだろう」
——ただそう思って着てみると、

「あれれ、思ったよりラフすぎるかも」となったのを覚えています。

確かに楽ではある。だけど、ちょっとワークシャツっぽい。
会議や来客のある日など“ちゃんと見せたい”ときには着づらいな、というのが正直な感想でした。

何回目かのサンプル。ラフさは抜けているが、
まだ着丈と身幅のバランスが悪く感じる状態

「オンにも、オフにも“ちょうどいい”バランスを」

そこからは、何度も修正の繰り返しです。
・身幅を少し削る
・着丈を伸ばして縦のラインを強調する
・肩の落ち感を整える
・襟のサイズ感を調整する

「袖のボリューム、あと1cm減らしてみよう」
「首元、少しボリューム少なすぎかも」
「アウターと重ねてももたつかないように」
そんな修正を繰り返しました。

目指したのは、“ラクなのに、きちんと見える”というバランス。
カジュアルすぎず、でも窮屈ではない。
仕事でも、休日でも着られるシャツに仕上がりました。

左がビッグボタンダウンシャツ、 右がボタンダウンシャツ。

「この一着で、一週間どの日も過ごせるように」

ほんのわずかな差で、印象はがらっと変わる。
微調整を何度も繰り返したからこそたどり着いた、このかたち。
毎日を快適に、そして少し心地よく過ごしていただける一枚になれば嬉しいです。

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