わかりやすいものとわかりにくいもの | コラム
投稿者 下田将太
こんにちは、10YCの下田です。
やっと秋になり、展示会で買ったアイテムが着られて嬉しい今日この頃です。
最近は秋服を検討される方も多くなってくる季節なので、10YCの洋服を手に取ってもらうためには、洋服の魅力をどう伝えると良いんだろうと考えています(自分たちが良いと思っているものをできるだけ多くの人に手に取ってもらいたい気持ちです)。
ただ「魅力を伝える=わかりやすいものを伝える」ことが多くなってしまっているのかなと思い、少し反省しているため、このメルマガを書いています。
例えばシャツ。
お持ちの方はお分かりかと思いますが、10YCのシャツは「部屋干し3時間で乾き、しわにもならない」という機能を持っています。
この機能のことは、どんな場所でも(商品ページ、メルマガ、SNSなど)、誰にでも伝わりやすく、わかりやすいものであるため、「困ったらこれ」みたいな感じでいろんな場所で使ってしまいます。
しかし10YCシャツの魅力は、質感にあります。
日々洋服を着る。特にシャツを着る時は、外出する時(人目に付く時)が多いでしょう。
そんなときに「機能性は良いけど、ダサい安っぽいシャツ」というのは、自分たちとしては許せなかった。
だからこそ、10YCは、機能性だけではなく、質感にこだわるということを決め、改善を重ね、このシャツを作り上げたんです(カジュアルで使いたいのに、スポーティーに見えるも嫌でした)
着ているときは、洗いざらしの綿のシャツを着ているような見た目、着心地。
だけど着終わったら、綿のシャツに必要なアイロンはいらず、面倒から解放される機能性がある。
これが、10YCのシャツが他のブランドのシャツとは違うであり、魅力です。
今日伝えたかったことは、「10YCのシャツは機能性だけが特徴的なんでしょ?」という方がいたら、それはわかりやすいことばかりを伝えていたことの影響かもしれません。すみません。
ただ今日のブログを読んでなんか10YCのシャツ面白そうなだなって思ってくれた方は、言葉や画像ではわかりにくい質感を実際に手に取って感じてもらえれば嬉しいです。
私たちもわかりにくいを、もっとみなさんに伝えられるように努力していきます。